フィジカル・コンピューティングの構成要素を「プログラミング+電子工作」と説明しました。このどちらかについて既にそれなりのスキルがある場合には、残りの部分を新しく勉強すればよいことになります。しかし、この両方が初めてという場合にはどうすればよいのでしょうか?
まず、プログラミングはそれなりのスキルが必要です。例えば、Java、ActionScript、C、C++といったプログラミング言語を習得しなければなりません。また、電子工作にもそれなりのスキルが必要です。例えば、回路設計、実装、検証といったプロセスを勉強する必要があります。この両方のスキルが必要ということはそれなりに難しいということなのでしょうか?
確かに、習得するまでにはそれなりの努力が必要です。しかし、最近では扱いやすいプラットホームが登場しています。例えば、FlashやMax/MSP、Processingのような手軽に利用できるプログラミング環境があります。また、GAINERやArduinoのように手軽に利用できる電子回路のプロトタイピング環境もあります。こうした環境を利用することで、以前に比べるとずいぶん簡単にスタートすることができます。できあがった結果は直接的に人間の感覚に訴えるものになるはずですので、がんばって少しずつ身につけていきましょう。