Tutorial / Electronic Circuit Basics

ブレッドボードの使い方

ブレッドボードってなに?

ブレッドボードというのは、電子回路の実験を行う際、はんだ付けすることなく部品を抜き差しして回路を組むことができるもので、英語ではsolderless boardということもあります。ブレッドボードは、ジャンプワイヤという専用の配線と組み合わせて使います。

はんだ付けが不要ですので、部品を再利用できますし、回路を組み間違えてもやり直しできるというメリットがあります。しかし、何かに部品を引っ掛けてしまうと簡単に抜けてしまったり、長く抜き差ししているとだんだん接触が不安定になるといったデメリットもあります。

ブレッドボードの構造

ブレッドボードの中身は、次の写真のようになっています。この写真は裏側から見た様子なのですが、この写真からわかるように、横方向の穴は内部で接続されています。つまり、同じブロックにある横方向の6個の穴にさすと、自動的に接続されます。これに対して、縦方向には裏面で接続されていませんので、縦方向には自動的には接続されません。このような構造を利用して、電子回路を組んでいきます。ブレッドボードのルールに慣れるまでにはちょっと時間がかかるかもしれませんが、だんだん慣れていきますので心配しないで下さい。

ブレッドボードの上下にある赤い線と黒い線はそれぞれ電源を接続するためのものですが、これら2本は横方向に長くつながっています(赤はブレッドボードの中央で切れていることに注意してください)。

ブレッドボードは各社から発売されていますが、GAINER I/Oモジュールと組み合わせて使う場合には、サンハヤトのSAD-01などが使いやすいと思います。このシリーズでは、1つのブロックごとの穴の数が6個ですので、ある程度複雑な回路を組む場合には余裕を持って対応することができます。

SAD-01

ジャンプワイヤについて

ジャンプワイヤは、ブレッドボードと組み合わせて配線するための専用の線です。こちらも様々なタイプが各社から発売されていますが、サンハヤト社のものが品質がよく、扱いやすいと思います。

ジャンプワイヤには大きく分けて2種類あります。1つめは、ブレッドボード上にぴったりはりつけて配線するためのものです。このタイプは、長さがピンの間隔にぴったり合わせて用意されているため、回路をコンパクトに組むことができます。その反面、ぴったりの長さになるよう、正確に選択する必要があります。

SKS-140

もう1つは、比較的長く、柔らかいケーブルのタイプです。このタイプは、間隔や方向を柔軟に決めることができるため、比較的長めの距離を配線したい場合に便利です。その反面、どうしても取り回しが長くなるため、回路をコンパクトにまとめたい場合には不向きです。

SKS-290

これら2種類は、両方用意しておいて用途に応じて使い分けると便利です。今回はシンプルな回路だけですので、前者のタイプを使って説明していきます。

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